【新聞ウォッチ】緊急時の救出を妨げる路上駐車、最悪の都市は!?

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年9月17日付

●米同時多発テロで閉鎖のNY株式市場、17日再開へ、航空・保険株売り浴びせも(読売・3面)

●FIA公認、インターナショナルラリー・イン北海道2001で、石田・三菱ランサーが逆転優勝(毎日・17面)

●教えてエコノミー、自動車リサイクル費用、購入者から事前徴収が有力(産経・6面)

●米同時テロの衝撃、グローバル化に試練、ホンダなど運転資金の調達で打撃(日経・1面)

●韓国自動車生産、8月は6.2%減少(日経・11面)

●チャイルドシートのレンタル需要低迷(日経・19面)

●路上駐車、大阪市が最多、交通事故死は名古屋市(日経・31面)

ひとくちコメント

米同時多発テロで倒壊した世界貿易センタービル現場では、連日懸命な救出活動が行なわれているが、先の新宿歌舞伎町の雑居ビル火災といい、繁華街での突発的な事件や火災事故などの緊急時に、その救出作業を妨げているのが無神経なドライバーによる路上駐車。交通政策のシンクタンクである計量計画研究所がまとめた全国主要都市別の路上駐車状況や交通事故死者数などの調査結果を、きょうの日経が取り上げている。

それによると、快適走行を妨げる路上駐車台数が1km当たりで最も多かったのが大阪市で、神戸、東京都区部、京都、名古屋なども目立つ。逆に路上駐車の少なかった地域は松江、大分の両市。また、「安全性」の目安となる交通事故死亡者の最多は名古屋市で、最も少なかったのが鳥取と福井市となっている。

その都市における自動車の保有台数とも密接な関係がありそうだが、トヨタ自動車のお膝元・名古屋市は、街路樹など道路の緑化比率は高いものの、交通事故死、路上駐車などワースト番付でも上位にランクしていることが裏付けられた。

《福田俊之》

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