【F1アメリカGP決勝】負けないハッキネン、負けるなバリケロ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1アメリカGP決勝】負けないハッキネン、負けるなバリケロ
【F1アメリカGP決勝】負けないハッキネン、負けるなバリケロ 全 3 枚 拡大写真

一時は開催が危ぶまれたアメリカGPが無事開催され、サーキットに詰めかけた観衆の前で白熱したレースが展開された。予選で久々のフロントロウを獲得し、速さが戻ってきたかと思わせたハッキネン(マクラーレン)。

ところが午前中のウォームアップでシグナル無視というミスを犯し、予選ベストタイム剥奪というペナルティを受け、4位スタート。2回ピットストップ戦略をとる5番グリッドのバリケロ(フェラーリ)がどんどん順位を上げてトップに立つ。バリケロがピットイン後はトップのM. シューマッハ(フェラーリ)をモントーヤ(ウィリアムズ)が激しく追い上げる。

そして34周目には長いストレートを巧みに使いオーバーテイク成功。モントーヤがラップリーダーに躍り出た。ところが、ピットストップ後にマシントラブルのため、無念のリタイア……。そこで2位につけていたハッキネンが、最初で唯一のピットストップをギリギリまで遅らせる作戦がはまり、ピットアウト後にシューマッハの前に立ち、7月のイギリスGP以来となる今季2勝目を挙げた。

ドライバーズポイントで2位を勝ち得るために懸命に走行していたバリケロは、残り2周でエンジンが息を止めリタイア。結果、2位はM. シューマッハ、3位にクルサード(マクラーレン)が入り、クルサードはバリケロに7ポイント差をつけることに成功。

なおジョーダン・ホンダのトゥルーリは5位ゴールインを果たしたが、レース後の車検で失格裁定。これにより7位ゴールインの同じくジョーダン・ホンダのアレジが6位に繰り上がっている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る