【株価】乱高下の末 円安を支援材料に全面高で引ける

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【株価】乱高下の末 円安を支援材料に全面高で引ける
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全体相場は4日続伸。平均株価は、9月14日以来約2週間ぶりに1万円台を回復した。自動車株は乱高下の末、全面高で取引を終えた。日産自動車が、前日比2円高の525円と6日続伸。トヨタ自動車も、120円高の3380円と4日続伸した。

9月の国内新車販売台数が唯一プラスとなったホンダは、前日までのわずか3日間で上げ幅が1割強。利益確定の売りに一時は180円安まで急落した。しかし『フィット』のヒットなど好実態に注目する投資家の買いが入り、結局は20円高の4030円とプラスに転じた。

スズキが続伸し、マツダ、三菱自動車工業もしっかり。円相場は1ドル=120円台に下落したことが、自動車株全体にフォロー要因となっている。

《山口邦夫》

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