連載【新聞ウォッチ】フォード・ジャパン、マツダと別れたら次は……

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年10月17日付

●ルノー・日産新会社設立へ、ゴーン氏前向き(朝日・13面)

●フォード・ジャパン、マツダからのOEM供給を中止(朝日・13面)

●これで勝負! 日産が新型「ステージア」発売(読売・8面)

●NKK、ジメチルエーテル燃料の「環境にやさしい車」公道実験へ(読売・8面)

●日産、ゴーン社長「ルノーに出資」報道内容を否定(毎日・8面)

●GM、自工会加盟へ、海外企業で初(毎日・8面)

●目でみる経済・群雄割拠の東京モーターショー、初のグループ展示方式で再編映す「戦国絵図」に(東京・8面)

●自動車保険販売、日本定着に苦戦、外資早くも撤退組(日経・7面)

●運転中もメール送受信、NTT・ホンダが開発(日経・13面)

●自動車・二輪車各社、パキスタン拠点生産相次ぐ(日経・13面)

ひとくちコメント

米フォード・モーターの日本法人であるフォード・ジャパンは、2002年秋をメドに米フォードが筆頭株主のマツダから供給しているOEM(相手先ブランドによる生産)車の販売を打ち切ると発表。きょうの朝日、日経などが取り上げている。

現在、OEM車はマツダの『デミオ』の姉妹車『フェスティバミニワゴン』など3車種を販売しているが、今年の販売台数は全体の約2割程度に当たる2500台の見込みという。フォード・ジャパンが発表した中期事業戦略によると、2004年までに総額100億円を投資し、国内の系列店舗の改装などを実施、年間2万台規模の販売体制を整えるという。

ただし、その規模に見合う車種構成が課題。具体的な車種戦略は明らかにされていないが、近くフォードのジャック・ナッサーCEOとトヨタの奥田会長との“密会”も予定されていることから、トヨタ傘下のダイハツも含めた新たな販売戦略も浮上してきそうだ。

《福田俊之》

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