【東京ショー2001出品車】トヨタ『DMT』---次期『エスティマ』は無理?

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【東京ショー2001出品車】トヨタ『DMT』---次期『エスティマ』は無理?
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『DMT』(デュアル・モード・トラベラー)は、トヨタが提案する次世代フルサイズバンだ。デュアルモードとは、ドライブモード(移動)とステイモード(滞在)のこと。コクピットはかなり高い位置に配置され、アイポイントの高さは2トントラック並み。

居住スペースはコクピットより一段低められ、コクピットとはパーティションによって仕切られる。滞在用空間として、よりルーミーな雰囲気を持たせるためだ。ボディサイズは全長4850mm、全幅1825mm、全高2030mmという堂々たるもの。

コンセプトモデルのエンジンは2.4リットル直4だが、3.0リットルV6も搭載可能だ。キャンパー用途に最適であると同時にハイウェイクルーザー的性格も持つため、市販化のさいには是非3.0リットルをラインナップしてほしいところだ。

ITS対応もDMTの自慢のひとつ。経路上で起こった渋滞や気象変化の情報を自動的に集めたり、ETCでの高速道路料金自動支払い、DSRCによる駐車料金、ガソリン代自動支払いなど、きわめて多機能だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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