【東京ショー2001速報】オペルの青ガエル!? 『フログスター』登場

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【東京ショー2001速報】オペルの青ガエル!? 『フログスター』登場
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先進的な燃料電池車(FCEV)『HydroGen3』や最高速度300km/h級のスーパースポーツ『アストラ・クーペOPC X-Treme』、ミッドシップスポーツの『スピードスター』など、多くの参考出品車が並ぶオペルブースだが、オペル自身がもっとも強くアピールしたのは、『フログスター』という名のコンセプトカーだった。

フログスターはフログ(カエル)とロードスターを組み合わせた造語。ボディは緑色に塗装され、ファニーフェイスとあいまって、イメージはまさにカエルだ。フログスターの最大の特徴は、「ボディが変身すること」(ロバート・ラッツGM副社長)。リアシート後方に設けられたアルミ製のシャッターを操作することで、4シーターオープンのコンバーチブル、2シーターのロードスター、果てはピックアップトラックにもなるという奇抜なアイディアだ。

荒唐無稽にも思える発想だが、驚くことにオペルは、このフログスターをスタディモデルとして、新型車を開発していくのだという。フログスターのもうひとつの特徴は、IT技術を導入していることだ。クルマにはPDAが付属品として備えられ、ドアキー操作、ボディシャッター操作、カーナビ、インターネット接続など、クルマのありとあらゆるインテリジェント機能をサポートするのだという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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