ナッサー退任でマツダ売却!? ---フォードの対日戦略に激震も
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このため、通常の海外担当役員とは別に、マツダ社長も務めたヘンリー・ウォレス本社財務担当の“直轄地”となっている。その上には、副会長で日本法人の在籍経験を持つ、ウェイン・ブッカー氏が影響力を行使している。またプレミア・オートモーティブ(PAG)ブランドのジャガーやボルボ、ランドローバーの対日ビジネスは、BMWから移籍し、PAG本部のトップを務めるウォルフガング・ライツレ氏が直接の担当だ。
これら3人のVIPの処遇によって、対日ビジネスが影響されることになる。かれらがフォードを去ることになれば、新たな幹部によって新たな対日戦略が動き出すだろう。マツダ売却や、フォード車販売撤退もあり得ない話ではない。
《編集部》