ゆっくりと東海道を駆け抜けよう---リーズナブルなバスでの移動はいかが?

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ジェイアールバス関東と西日本JRバスは7日、12月1日から東京〜大阪間を結ぶ昼行の高速バスと、通常の夜行路線よりも座席定員の多いバスを使う代わりに運賃を格安とした若年層向け予行高速バスの運行を行うことを明らかにした。

昼の運行となる『東海道昼特急大阪号』は、二階建てバス(三菱『エアロキング』、ネオプラン『スカイライナー』など)を使用するもので、約7時間30分でJR東京駅〜JR大阪駅間を結ぶ。本来は夜行の高速バスに用いられている車両を有効活用するのが狙い。昼間の駐車料金も節約できるので、バス会社にとっても有利となる。運賃は片道6000円(往復は割引適用で1万円)で、新幹線の半額以下で済むのがポイント。1日4往復が運行される。

夜行の『青春ドリーム大阪号』は、通常は昼間の中距離路線で使用している座席定員数の多いバス(横4列配置、36人乗り)を使用するもので、東京と大阪の双方で21時に出発。横3列配置でフルリクライニングシートを装備した夜行専用車両より居住性が若干劣る代わり、片道運賃は5000円(通常は8610円)とリーズナブル。東京〜新大阪間の新幹線片道が13750円であることを考えれば、これは破格の値段となる。

両方のバスとも、時間に余裕のある若者や中高年層に利用してもらえればとバス会社は話しているが、夜行の方は時間を有効に使いたい(そして出張費も軽減したい)ビジネスマンの人気も集めそうだ。

《石田真一》

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