スバルユーザーに有名なSYMS、ラインナップ拡充へ

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矢島工業(群馬県太田市、横山溥社長)は、独自開発したエアロパーツや足回り部品などの用品事業を強化する。同社は「SYMS(シムス)」ブランドで、富士重の『インプレッサ』『レガシィ』『フォレスター』の3車種向けの用品を販売している。新たに『トラヴィック』や軽自動車用を開発して商品ラインナップを拡大する。

同社は93年に「SYMSレーシングチーム」を結成。N1耐久レースやF4、FJ-1600、ジムカーナなどに参戦している。これらの活動で得たノウハウを展開する形でSYMSブランド用品を市販している。

現在はインプレッサ、レガシィ、フォレスターの3車種用に、バンパーやリアウイングなどのエアロパーツ、エキゾーストマニフォールドやマフラーなどの排気系部品、インタークーラーやECUなどのエンジン関連部品、強化クラッチ、シート、アルミホイールなどを販売している。

年内にはトラヴィック用の用品類を開発し、年明け早々に開催される「東京オートサロン」に展示、販売を開始する。また、来秋に予定される軽自動車のフルモデルチェンジを機に軽自動車用の用品類もラインナップに加える考えだ。

シムス用品は現在、チューンナップショップなどの独自ルートと大手用品販売店、スバル系ディーラーとの随時契約──の3ルートで販売している。同社は今後、「純正用品」の認定獲得を目指し、富士重との交渉に入るという。

さらに将来的には、トヨタ自動車の「トムスバージョン」や日産自動車の「インパル」に対抗するような「シムスバージョン」を開発し、カタログモデルへの昇格を目指すとしている。

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