【新聞ウォッチ】2億円の“バブリーカー”に群がる永田町センセイ

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【新聞ウォッチ】2億円の“バブリーカー”に群がる永田町センセイ
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年11月22日付

●道路公団改革、決着へ、首相案を自民容認(東京・1面)

●エクロート・三菱自動車副社長に聞く「部品の海外拡大調達大幅拡大めざす」(産経・8面)

●ランドローバーなどリコール届け出(産経・29面)

●燃料電池車に環境相ら試乗(毎日・5面)

●富士重工、海外売上高国内上回る(毎日・10面)

●ブリヂストン、高性能タイヤ拡販へ新製品(日経・13面)

ひとくちコメント

地球環境にやさしい低公害車として脚光を浴びている燃料自動車のデモカーの試乗会が東京・永田町の自民党本部駐車場で開かれた。きょうの毎日が取り上げている。東京モーターショーでも展示されたトヨタの『FCHV-4』など、ホンダ、日産、ダイハツ、マツダの5社から燃料電池車が持ち込まれた。

折から、この日の国会は道路公団などの民営化をめぐって党首討論が繰り広げられていたため、小泉首相は顔を見せなかったが、昼休みの時間帯のこともあって、川口順子環境相をはじめ、山崎拓幹事長、麻生太郎政調会長、堀内光雄総務会長の自民党3役、野田聖子代議士らも試乗会に参加していた。

実際にデモカーの助手席に乗り込んだ川口環境相は「とっても静かで、乗り心地は良かった。京都議定書に基づく2010年規制が始まるころには普及できるものと期待している」と感想を述べていた。また自動車族のあるセンセイは「2億円のクルマだぞ……」と、世界一の“バブリーカー”に試乗してご満悦の様子だったが、「その開発費の一部でも選挙資金に回してくれたら……」というのが本音だったかもしれない。

《福田俊之》

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