【新聞ウォッチ】「来年もナンバーワン堅守」と意気込むVWジャパン社長

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【新聞ウォッチ】「来年もナンバーワン堅守」と意気込むVWジャパン社長
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年12月5日付

●新日鉄・神戸製鋼「鉄鋼」で包括提携(読売・1面)

●トヨタとプジョー、チェコに合弁工場(朝日・13面)

●オートバックスがスポーツカー、「ガライヤ」650万円で販売(朝日・13面)

●BMWジャパン、水性塗料補修にも使用(産経・9面)

●日本最古・飛鳥時代の車輪出土(産経・28面)

●ブリヂストン39%減益修正(毎日・10面)

●ドイツ証券の株式誤注文、いすゞ「多大な迷惑被った」金融庁に処分要請(毎日・11面)

●梅野勉・VWジャパン社長語る「輸入車販売ナンバーワン堅守」(東京・9面)

●日産「キューブ」などリコール届け出(東京・26面)

●ホンダ系部品メーカー、八千代工業が北米で増産計画(日経・15面)

ひとくちコメント

「来年も輸入車販売台数ナンバーワンの座を堅守したい」とVW(フォルクスワーゲン)ジャパンの梅野勉社長が、きょうの東京のミニファイルコーナーで語っている。今年11月までの販売台数が5万5000台に達し、初の年間6万台突破も夢ではなくなってきたからだが、来年は新型『ポロ』や8気筒エンジンの『パサートW8』を投入する予定で、「年間販売台数目標も今年よりもさらに上乗せして6万3000台にする」と意気込む。

国内の新車販売台数は前年実績に比べ3カ月連続で下回り、年間でも2年ぶりに前年割れの可能性が強まっているが、梅野社長は「厳しい市場環境の中、断固として勝ち抜く」ときっぱりと言い切っている。

確かに、先の東京モーターショーでもVWのブースはひと際活気が溢れていたような印象があった。高級車市場への積極参入と専売ネットワークのさらなる強化がナンバーワン堅守のキーワードとも言えるが、トップの強気のコメントは営業社員のモチベーションの高揚にも結びつくだけに、今後の展開を見守るのも楽しみである。

《福田俊之》

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