【新聞ウォッチ】暗雲の国内新車販売、来年もマイナス見通し

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年12月21日付

●日野・いすゞバス統合「難航」、特禁法クリアも壁(毎日・8面)

●酒気帯び人身事故、免許即取り消し、道交法厳罰化案(読売・1面)

●日本スポーツ賞にトヨタ自動車の田村亮子選手(読売・1面)

●自工会がGM加盟承認(読売・8面)

●トヨタとPSAの合弁工場建設チェコに決定(読売・8面)

●三菱・ダイムラー、新エンジン工場合弁で独に建設(朝日・10面)

●トヨタ、「ヴィッツ」反撃の値下げ(読売・11面)

●走る広告ビジネス、カラフルなラッピッグング広告のバスや乗用車(東京・8面)

●新車販売、来年も減少、自工会が22年ぶりマイナス見通し(日経・13面)

●日産、ブラジルの工場完成、ルノーと共同生産(日経・13面)

●横浜ゴム、性能落とさずゴムを再生(日経・17面)

ひとくちコメント

日本自動車工業会(自工会)の奥田碩会長がきのうの定例会見で、GM日本法人の正式加盟を承認するとともに、来年2002年の国内販売台数(軽自動車含む)が588万台と、今年の実績見込みに比べ、0.7%減少するとの見通しを発表した。今年の販売実績見込みも前年比0.7%減の592万台にとどまると見込んでいる。

きょうの日経などが報じているが、個人消費の冷え込みが続くと予想されるためで、販売台数の前年割れは2年連続、自工会がマイナス見通しを発表するのは22年ぶりのこと。ただ、すでに自動車「勝ち組」のトヨタとホンダは過去最高更新が確実の今年の販売台数をさらに上回る強気の見通しを明らかにしているが、自工会の予測は会員各社の販売計画などをベースに試算しているだけに、業界全体では減速感が一段と強まることになる。

トヨタでも、シェア獲得のために人気車種の『ヴィッツ』を現行モデルよりも大幅に値下げ宣言するなど、売れ筋の小型車を中心に各社の値引き競争も激化することも予想されており、当面、体力勝負の消耗戦は避けられないだろう。

《福田俊之》

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