【新聞ウォッチ】サッカー・ワールドカップで、日本列島は交通大渋滞の渦

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年1月29日付

●ホンダ、国内生産も2位、日産も巻き返し図る(朝日・8面)

●日本企業の対中進出本格化、「一大消費地」販売面も強化、現地部品メーカー日本企業と提携模索(産経・9面)

●警察庁、W杯の交通規制検討(産経・30面)

●コラム「ひと」日本自動車殿堂を創設した芝浦工大前学長・小口泰平さん、「次世代の若者に心と知と技を伝えたい」(毎日・3面)

●中古車の賢い売り方は? 複数業者の見積比べ(毎日・13面)

●日産も「05年達成」国の2010年ガソリン燃費基準(東京・6面)

●コラム「顔」米自動車の殿堂で最高指導者賞の張富士夫さん、和を重視、しんも強い典型的トヨタマン(読売・2面)

●タクシー、値下げ検討4社に1社、規制緩和で競争激化(日経・1面)

ひとくちコメント

今年最大のイベント・日韓共同開催のサッカーワールドカップで、警察庁の交通対策検討会議が開かれた。きょうの産経などが取り上げているが、フーリガンによる暴動やテロなど突発的な事案発生の可能性を想定。スタジアム周辺に限らず、駅や繁華街を含め、緊急車両の通行路線確保などを前提とする広域での交通規制を徹底させる方針を固めたという。

警視庁のほか、大会会場を管轄する道府県警本部は全国10カ所に及んでおり、開催期間中、全国各地で予想がつかないほどの交通渋滞の渦に巻き込まれることになる。マイカーでの観戦は言語道断、観客輸送用のバスを利用したとしても、フーリガンなどによるアクシデントが発生すればスタジアムになかなかたどり着けないような最悪の事態も考えられる。

せっかくゲットしたチケットが無駄にならないように、あと4カ月余り、警察や自治体関係者は水一滴も漏らさぬような綿密な計画を練って欲しいものである。

《福田俊之》

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