カネ払え!! 入金ゼロで日野が土地売買を白紙撤回---見通し甘いとの声も?

自動車 ビジネス 企業動向

日野自動車は、子会社の日野車体工業の横浜市鶴見区の工場跡地6万5929.55平方メートルを株式会社宇宙ステーションライフレックスを売却する契約を白紙撤回したと発表した。

日野車体は2000年10月、横浜市の土地を宇宙ステーション側に172億2900万円で売却する契約を締結、売却代金は3回の分割払いとなる予定だった。最初の8億6300万円は入金され、これに当たる土地4000平方メートルについては所有権を移転した。しかし、2回目の9億6000万円の入金がされず、日野が「12日午後3時までに入金されない場合には契約を破棄する」と通告、代金は支払われず契約の白紙撤回となった。

ただ、最初の代金が支払われた際に所有権を移転した4000平方メートルの土地は、すでにマンションデベロッパーに転売されており、契約を白紙にしても土地の返却は不可能の見通し。日野は残りの土地で、他の買い手を探す。

宇宙ステーションは、大株主が株式会社地球倶楽部という、聞いたことも無い名前で「名前からして怪しい」との意見もある中で「業者選定の見通しが甘かったのでは」との批判も。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  2. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  3. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  4. 「日産よ、マジで頼むぞ!」新型『エルグランド』予告が話題!「王座奪還」に期待の声
  5. ハーレーダビッドソン、横浜で交通安全パレード開催へ 先頭ライダーは魔裟斗
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る