【新聞ウォッチ】トヨタ、燃料電池車の市販価格は、やっぱり××万円也

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】トヨタ、燃料電池車の市販価格は、やっぱり××万円也
【新聞ウォッチ】トヨタ、燃料電池車の市販価格は、やっぱり××万円也 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年2月25日付

●子供シート、タイヤもリコール対象、道路運送車両法改正案、隠ぺいメーカー罰金引き上げ(東京・1面)

●「今週プラスアルファ」26日、日産が新型「マーチ」発表、「真の復活」を占うかぎ(朝日・7面)

●コラム「今・昔」1958年3月3日、「スバル360」発売(読売・9面)

●低公害型で欧州開拓、三菱自、マツダがディーゼルエンジン投入(日経・1面)

●日経調査、2001年度「優れた会社」、トヨタ、ホンダともに4位(日経・1面)

●豪州、自動車輸出急増、昨年、トヨタなど増産(日経・11面)

●GMグループ、ホームページで新車購入支援サービス開始(日経・14面)

ひとくちコメント

月曜日は1面に掲載するトップ記事が各紙とも異なっているケースがよくみられるが、朝日はきょう閉幕する冬季オリンピックのドーピング問題を取り上げれば、読売は不正入札、汚職事件で起訴連れた「業際研」関連の新事実。そんな中、東京は道路運送車両法改正案の骨子を掲載、日経は日本の自動車メーカーがディーゼルエンジンを軸に欧州戦略を転換すると、2紙が自動車関連のネタを報じている。

だが、東京の記事は、チャイルドシートとタイヤをリコール対象とすることや、罰金を引き上げるという内容だが、いずれも他紙が先週までに既報。今国会に提出する改正案を3月8日に閣議決定するということ以外は新鮮味がない。

もっとも、東京はきのう(24日)の朝刊でも、トヨタが燃料電池車を1000万円程度に抑え、来年夏に首都圏で先行発売するという記事を1面のトップで取り上げている。その記事の最後に「販売方法、価格などが明らかになったのは今回のトヨタが初めて」と記されているが、トヨタとホンダは、すでに2003年をメドに市販宣言しており、張社長は環境フォーラムなどの会見で「価格は1000万円前後にしたい」と語っている。これも驚くような“特ダネ”ではない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る