容疑車両の追跡は赤色灯とサイレンのスイッチ入れて、そのまま直進…で事故

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10日午前、ナンバープレートを折り曲げて見えなくするという不法改造を施したバイクを追跡していたパトカーが、青信号で交差点に進入してきたバイクと出会い頭に衝突する事故を起こした。衝突の弾みでバイクに乗っていた男性が路上に投げ出され、肋骨を折る全治1カ月の重傷を負った。

事故が起きたのは10日の午前10時15分ごろで、福岡市夜須町の国道200号線の交差点で停車した福岡県警交通機動隊のバトカーで、前方で同様に信号待ちをしていた二人乗りのオートバイがナンバープレートを容易に見えなくする不法改造を施してあることに気づいた。

このため、マイクを使って「前方のバイク、ちょっと待ちなさい」と呼びかけたところ、このバイクは逃走を開始。パトカーを運転していた37歳の巡査長が赤色灯とサイレンのスイッチを入れ、走り出した直後に左から青信号で走ってきたバイクが助手席側に突っ込んだという。

警察では交差点での安全確認に不手際があったとして、業務上過失致傷の疑いでパトカーに乗っていた警察官から事情を聞いている。この事故について福岡県警は「容疑車両の追跡開始の手順に誤りはなかったが、安全確認には問題が生じていたようだ。今後こういったことがないように注意したい」とコメントしている。

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《石田真一》

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