SUTのリンカーン『ブラックウッド』早くも撤退か?

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SUTのリンカーン『ブラックウッド』早くも撤退か?
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昨年のデトロイト・オートショーでデビューし、SUT (スポーツユーティリティトラック)として脚光を浴びたリンカーン『ブラックウッド』。ところが2002年モデルとして昨年販売が始まったばかりだというのに、すでに2003年モデルの生産予定はない、という。

ブラックウッドは当初年間1万台を販売目標にしていた。ところが生産に問題が生じ、これまで出荷されたのはわずか700台。その問題点というのも、5.4リットルV8エンジンのガスケット部分からの漏れが見られる、というリコールにつながりかねないものだ。

荷台のベッド部分が可動でSUVスタイルにコンバートできる、まさにこれからのトレンドの車、と大々的にデビューした割にはなんともお粗末な結末だ。ブラックウッドはラグジュアリートラックでもともと限定生産の予定ではあったのだが、このままでは総販売数数千台というレアカーにとどまる可能性も。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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