警察庁は7日、4月27日から5月6日までのゴールデンウイーク期間中に発生した交通事故死亡者の数を発表した。
ゴールデンウイーク中の10日間に全国で発生した人身事故の総数は2万0376件で、前年比で417件の増加となった。事故の全体数が悪化したためか、負傷者と死亡者数もこれに引っ張られるかのように増加。負傷者は前年よりも387人増えた2万5810人に、死亡者も3人増加して224人となった。
死者が最も多かったのは東京都で13人。2位は北海道の11人。3位は神奈川と大阪で、それぞれ10人。期間中の死者なしを記録したのは高知県のみ。
ただ、行楽客による事故は昨年より減っており、このあたりに不況の影響が見え隠れするという話も。