氷山の一角だが…。愛知県警、GW連休中に暴走族60人を逮捕

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愛知県警の非行集団対策課は14日、ゴールデンウイーク期間中を含む4月27日から5月11日にかけて、県内で一斉に行った暴走族特別取締り週間の結果を公表した。同期間中に逮捕された暴走族メンバーは60人で、大半が道路交通法違反が原因となっている。

これは4月に県警本部内に設置された非行集団対策課が主導となり、県下で一斉に行われたもの。ゴールデンウイーク期間を含む4月27日から5月11日までの15日間に、暴走族グループが立ち寄りそうなコンビニエンスストア駐車場など、600人から1000人体制でピンポイント攻撃することで検挙していった。

この一斉取締りにより、15歳から26歳までの暴走族メンバー60人を逮捕し、66台のバイクを証拠品として押収したという。逮捕者の内訳は道路交通法違反が42人、窃盗や恐喝などの刑法犯罪によるものが18人となっている。

愛知は暴走族メンバーと、それ以外の不良グループの垣根が低く、それぞれが相互に似たようなことを行っている。そのため集団での凶悪犯罪に発展しやすいことから、暴走族グループを取り締まってきた交通指導課と、薬物犯罪などを追ってきた少年課が一体となり、非行集団対策課が作られたという経緯がある。

県警では夏休みにも同様の取締りを続け、現在は2500人規模で存在するという暴走族の一掃に努めたいとしている。

《石田真一》

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