16日、日本の自動車業界を代表する日本自動車工業会(自工会)、自動車工業振興会(自工振)、自動車産業経営者連盟(自経連)の3団体が統合され、存続団体である自工会は宗国旨英ホンダ会長を新会長に迎えた。
宗国新会長は「内外、厳しい状況で、基本はユーザー」と抱負を語った。また今回副会長に就任したトヨタの張社長は「7-8年前に理事として自工会の運営には参画していたが、そのころより課題は増えている。まずは勉強」と慎重な発言。
従来トヨタ出身者と日産出身者が会長職を務めてきたところに初めてのホンダ出身者だが、それについて宗国会長は「これまで通りのオープンでスピーディな組織を尊重したい。出身メーカーがどこと言うのではなく、自工会の約款に基づき、ユーザーに貢献したい」と述べた。