【新型日産『エルグランド』発表】セカンドマルチセンターシートはおもちゃ箱?

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【新型日産『エルグランド』発表】セカンドマルチセンターシートはおもちゃ箱?
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新型『エルグランド』で特徴のひとつとなっているのが「セカンドマルチセンターシート」だ。通常はセカンドシート位置の中央部に置かれており、ベンチシートとして3人掛けも可能にするもの。しかし、このシートには隠れた特徴がある。

それはクッション真下の大きな収納スペース。この部分は開発を担当した日産車体の社内で「プレステケース」と呼ばれており、その名の通り、ここには家庭用ゲーム機『プレイステーション2』がすっぽりと収まるようになっている。「セカンドシート右側にビデオ入力端子と、家庭用AC電源ソケットを用意してあり、ここに機器を接続することで上方のモニターでゲームやビデオを楽しむことができます」と、日産車体デザイン部の福士恵児・主担は語る。

新型エルグランドでもうひとつの特徴となっているのが、天井にビルトインされた8インチサイズのワイドモニターだ。通常はカーナビ画面や、チューナーがキャッチしたテレビ映像などを映し出すことになる。エルグランドのナビはDVD方式のため、ディスクを換えれば映画などを楽しむことができるが、排他使用が前提となるためナビの使用を優先すると映画は見られない。だが、プレステ2など別の外部機器を持ち込んだ場合、並行して使うことができるというわけだ。

ただ、この収納スペースには「プレステ2が収まる」というだけであり、「収めたまま使用できるわけではない」ので注意が必要だ。ケーブル類を引きとおす穴が用意されていないためで、マルチセンターシートの上などに置いて使うことになる。機器の排熱も確保しなければならない。どうせならそれらについても対策してくれたらスペースを120%活用できたのに…と残念に思う。

《石田真一》

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