免許返納の高齢者優遇します---静岡で割引率の高いバス定期券を発売

自動車 社会 社会

静岡県バス協会は22日、来月1日の改正道路交通法施行に合わせ、高齢を理由に運転免許証を自主返納した60歳以上の人を対象に、40〜70%の割引を行った「運転免許証自主返納者優遇定期券」を発行することを明らかにした。

これは改正道路交通法の施行により、運転免許証を自主返納した人に対し、返納時に「運転経歴証明書」が交付されるようになり、これを定期券発行の際に提示することで運賃を割引できるようにしたもの。

同協会に加盟する19社は、これまで65歳以上の高齢者を対象とした割引定期券の発行を行ってきたが、経歴証明書のある場合には資格が60歳以上に前倒しされ、割引率も若干高く設定される。

発売を決定しているのは富士急行グループ、遠州鉄道グループなど7社で、今年5月7日以降に運転免許証を返納した人は6月1日の発売開始と同時に購入できるという。

静岡バス協会は全国に先駆け、使用期間を平日に限定した割引率の高い通学用定期券を発売するなど利用者重視の戦略を取っているが、今回も全国に先駆けての実施となった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  4. 新型ハーレー『ブレイクアウト』&『ローライダー ST』に、SNSでは「更にカッコ良くなってきた」「奥さんの説得頑張るか」など反響
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る