NHTSAが『フォーカス』を調査、大量リコールも?

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NHTSAが『フォーカス』を調査、大量リコールも?
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8度ものリコールを行ったフォード『フォーカス』に、NHTSA(米国高速道路交通安全局)の調査の手が伸びそうだ。新たにNHTSAに対し、「エンジンが急に動かなくなった」との苦情が72件寄せられ、「車の欠陥が原因と思われる」事故が7件報告されたためだ。NHTSAでは、これらの調査次第では、2000年から2001年モデルのフォーカス57万5000台がリコール対象になることもあり得る、としている。

しかもNHTSAでは現在、別の苦情報告にもとづいて2000年から2002年モデルのフォーカスも調査中。こちらはコントロールアームの強度が不足しており破損の恐れがある、というものだ。これまでに6件の事故が報告されている。

通常こうした調査はリコールを前提に行われ、対象モデルのすべてがリコールされるとは限らないがリコールに発展する可能性はきわめて高い。

人気車種のフォーカスだが、これだけリコールや苦情が多いと、大幅なリモデル、改良が要求されることになるかもしれない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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