篠塚建次郎、三菱自動車を退職---マネージャーより現役だ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
篠塚建次郎、三菱自動車を退職---マネージャーより現役だ
篠塚建次郎、三菱自動車を退職---マネージャーより現役だ 全 1 枚 拡大写真

パリ〜ダカールラリーでの日本人初の総合優勝をはじめ、モータースポーツ界に多大な貢献をしてきた篠塚建次郎はれっきとした三菱自動車社員だが、来る7月10日付をもって同社を退職することとなった。責任者への転身を考える三菱に対し、本人は現役続行を望んだため。

三菱自動車およびラリーアート・モータースポーツ関係者は、この3月に開催されたFIAクロスカントリー・ワールドカップ、「イタリアン・バハ」終了後の総合的な判断から、篠塚をチーム管理責任者などに転身させることで本人と話し合いを続けていた。しかし本人は「あくまで現役ドライバーとしての活動を続けたい」との意向で、三菱とラリーアートはこれを尊重し、篠塚の円満退社となった。

篠塚は、「三菱チームでは増岡浩が育った。チームからは管理責任者などへの転身の話もあったが、自分としてはあくまでも現役のドライバーとして新しい可能性を求め、三菱退職の道を選択した。自分の思う人生に向かって挑戦して行きたい」とコメント。

■篠塚建次郎(しのづか・けんじろう):1948年11月20日、東京・大田区生まれ。71年、三菱自動車に入社。宣伝、営業、商品企画、海外関係の業務のかたわら、91年・92年WRC(世界ラリー選手権)アイボリーコーストラリーで2連勝、97年パリ〜ダカールラリーでは日本人初の総合優勝を果たすなど国内外のラリー競技で活躍。その後、パリダカをはじめとするクロスカントリーラリーに専念するため、2000年からMMSE(欧州三菱自動車販売株式会社)パリ支店に勤務。02年パリ〜ダカールラリーでは総合3位入賞している。

★★★2002年夏のボーナスでねらうカーナビはこれで決まりだ!! 春夏の新製品では4社から投入されたHDDモデルに注目。それぞれ新メディアを活かしたアイデアを満載する。---

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る