違法営業30年間!? 埼玉拠点のJA組合員向けサービスが違法と認定

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埼玉県警は1日、埼玉県東部の4市3町を拠点とするJA南彩が業務用車両として保有しているマイクロバスを使い、いわゆる「白バス営業」をしていたとして、同JAの組合長ら3人を道路運送法違反(無許可一般貸切旅客自動車運送事業)容疑で逮捕した。

警察の調べによると、この組合長らは国土交通省に認可申請を行うことなく、組合員が団体で旅行する際に、組合が所有するマイクロバスを1日あたり5万円で貸し出していた疑いが持たれている。車両だけでなく、運転手付きの形態で貸し出しを行っていたため、レンタカー事業ではなく、無許可で乗客を輸送した「白バス営業」と見なされた。JA南彩ではレンタカー事業についても、貸切旅客自動車運送事業についても、必要とされる国土交通省の認可を受けておらず、貸し出し行為自体も違法だった。

取調べに対し、組合長らは「組合員向けのサービスとして、昨年から50回程度の貸し出しを行った」と供述しているが、その一方で30年前から同様の貸し出しを続けてきたという証言もあり、警察では法人としてJA南彩の摘発も視野に入れるなど、慎重な捜査を続けていく方針。

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《石田真一》

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