日産ゴーンに負けてたまるか!! カルソニックカンセイ逆襲のノロシ

自動車 ビジネス 企業動向

カルソニックカンセイは、2004年3月連結決算で、連結経常利益率5%達成を目指した構造改革「SPR15」を推進すると発表した。SPR15は、ストラクチャ、ル・レボリューション、プログラムの頭文字と、魅力ナンバー1商品、連結経常利益率5%の略。同社が利益水準をトップレベルに高め、グローバル企業として勝ち残るための構造改革計画となる。活動は生産、販売管理費、調達、事業・商品領域、マネジメントの5チームで取り組む。

今回決定したのは生産と販売管理費で、生産は大宮工場のメーター生産を他地区へ移管、跡地を大成建設とともに高度利用する。二本松工場に量産メーター生産を集約して一貫生産による効率化を図る。佐野工場の生産を他地区に移管、佐野地区の開発部門の集中化でモジュール開発の効率化、高付加価値化を図る。

販売管理費では、個人の責任、業務、職種を見直し明確化にして効率化する。職種変更に伴ってパートなどの臨時雇用は契約を更新しない。

同社は日産自動車の調達コスト削減の影響を受けている。このため、構造改革を推進して利益率を高め、、モジュール開発に傾注して、日産に対抗していく。

●株式市場のチェック漏れはありませんか。メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、自動車業界の株価の動向をウォッチングしています。ぜひ読者登録を。---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る