【『新・インターナビ』発表】WindowsCEの採用で“最良”の提供が可能に

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【『新・インターナビ』発表】WindowsCEの採用で“最良”の提供が可能に
【『新・インターナビ』発表】WindowsCEの採用で“最良”の提供が可能に 全 2 枚 拡大写真

『インターナビ・プレミアムクラブ』のサービスコンテンツを活用できるナビゲーションシステムは、今年秋に発売が予定されている新型『アコード』からメーカーオプションとしての装着が始まる。OSに『WindowsCE Automotive』(以下CEオートモーティブ)を採用しているのも同社の純正カーナビとしては初めてとなる。

CEオートモーティブをOSとして採用する理由となったのは、通信プロトコルが一般的に普及しており(つまりはインターネットとの親和性が高く)、Windowsパソコンによる管理がしやすいことが挙げられるという。また、パケット通信向けに情報を「加工する」という点でも、I-TRONをOSに採用した従来型のナビを上回る。

機器やソフトウェアの開発についても、「通常のWindowsで培った技術を移植しやすく、特に音声認識技術はCEオートモーティブを採用したことで格段に向上した」と、インターナビ推進室の山田室長は語る。音声認識エンジンは三菱電機製を、読み上げエンジンは東芝製のものを搭載しているが、同一の会社でないのは「最も性能の良いものを求めた結果」だという。

その反面、I-TRONに特化したVICSの電波/光ビーコンが装着できなくなっているが(これはトヨタ『G-BOOK』も同じ)、これまでビーコンで提供されてきた情報もインターナビ情報センターで集約し、ユーザーからのリクエストがあった際に一括で提供するため、特に支障は生じないとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る