【『G-BOOK』誕生】アナログ人間でも大丈夫!! コールセンターが万全サポート

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【『G-BOOK』誕生】アナログ人間でも大丈夫!! コールセンターが万全サポート
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『G-BOOK』はパケット(データ)通信を利用して様々なコンテンツをダウンロードし、カーライフに活用することができる。通信を組み合わせることで多機能化を果たしたが、その反面、これまでのカーナビよりは操作が複雑となった。

もっとも、ほぼ全ての操作は画面にタッチするだけで動作させることができるので、バソコンを駆使して作業するよりもはるかに簡単だ。しかし、アナログ人間を自称する人や、高齢者には煩雑すぎるのも事実。そこでトヨタは操作をセンターのオペレーターが代行するサービス「OSS(オペレーターサポートサービス)」を用意した。

これはG-BOOK端末と接続した携帯電話を用い、ハンズフリー機能を使ってセンターのオペレーターに“やってほしいこと”をリクエストするというもの。カーナビ画面での行き先設定はもちろん、ニュースや天気予報などの購読をリクエストすることができる。「ドライブ中、交通情報を知りたくなったけど、高速道路を走っていて煩雑な操作は…」というとき、「トーク」ボタンを軽く押し、音声でセンター呼び出しを指示すれば良い。

通話開始と同じタイミングで、G-BOOK端末に接続されたDCM(データ通信モジュール)がユーザーのIDやクルマの位置情報などを瞬時にパケットで送り出す仕組みになっている。このため、オペレーター側はリクエストに「○○さん、リクエストは何でしょうか?」と答えることができるのもポイントのひとつだ。クルマの位置情報が自動的に把握できるため、ユーザーがどこにいるか説明せずとも済む。

また、これを最大限活用したのはクルマに起きたトラブルの救援要請。気が動転したユーザーは冷静に場所を伝えることが出来ないものだが、この機能を使えばオペレーターがレッカー車の手配も請け負える。見知らぬ土地で「ここはどこ!?」と慌てる必要もない。

一般的でないサービスだけに、呼び出したごとにオプションとして課金対象(有料コンテンツ扱い)となるが、ネコの手も借りたいという状況では決して惜しいものではないだろう。

《石田真一》

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