三菱自動車工業は4日、『ギャラン』『アスパイア』の仕様を一部変更し発売した。セダン不振が続くなか、月間販売計画を両モデル合わせて100台と少量にとどめながらも、モデルの継続に踏み切った。
今回の改良では両モデルとも2.0リットルGDIエンジン搭載車のみとした。このため従来は上級グレードだった「Viento」をスポーティ仕様とし、装備を変更している。
ギャランはかつて国内でも人気の車種だった。しかし今ではセダン人気の低迷とともに国内販売は大幅に落ち込み、米国中心のモデルとなっている。米国市場向けの次期ギャランは、北米向け車両に幅広く採用される予定の新プラットフォームが使用され、商品力が一層強化される見通しだ。
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