【新聞ウォッチ】トヨタ、時価総額でドコモを抜いて首位返り咲き

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】トヨタ、時価総額でドコモを抜いて首位返り咲き
【新聞ウォッチ】トヨタ、時価総額でドコモを抜いて首位返り咲き 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年9月19日付

●ホンダ、ベトナムでバイクの生産停止、部品輸入枠影響(毎日・8面)

●世界最速の電気自動車「KAZ」、名古屋の街で疾走(毎日・30面)

●保育園庭に車転落、下敷きの園児死亡(毎日・31面)

●トヨタ、プジョーなど日米欧、自動車首脳一堂に、27日、パリで初の環境会議(読売・8面)

●三菱自動車、トラックなど分社化、ダイムラーと基本合意(読売・8面)

●東京都、排ガス規制へ「Gメン」事業者4000社訪れ、周知徹底(読売・35面)

●日産、中国生産きょう調印(産経・10面)

●ホンダ、新型ワゴン「モビリオスパイク」きょう発売、ボディーは小さく、室内空間は広く(産経・10面)

●OPEC総会、大阪できょう開催、生産枠を維持へ(産経・11面)

●ルノー、サムスン、年120億円投じ戦略車を開発(日経・9面)

●ポルシェ、7月期決算で収益が最高に(日経・9面)

●日産ディーゼル、負債1200億円圧縮へ、4年計画、中国・東風と提携拡大(日経・11面)

●トヨタ、ドコモ抜き株式時価総額首位、18日終値、1年ぶり(日経・11面)

●ユニチカ、耐熱性2倍の生分解性プラスチック開発、自動車部品など用途開拓(日経・13面)

ひとくちコメント

きのう18日の東京株式市場でトヨタ自動車の株式時価総額がNTTドコモを抜き、昨年9月12日以来1年ぶりに全上場企業で首位に返り咲いた。きょうの日経と産経が取り上げている。だが、産経は「平成11年9月12日以来」と掲載されているが、「平成13年」の単純な記載ミスではないだろうか。

それはともかく、日銀は株価下落に伴う金融システム不安を回避するため、銀行の保有株式を直接買い取る方針を固めた。非常事態宣言とみてよい。日経をはじめ朝日や毎日なども1面のトップ記事で報じているが、トヨタにとっても期待が持てそうだ。日経によると、直接買い入れに伴い「銀行が大株主となっているトヨタ株の需給面も改善するのではないか」(証券アナリスト)との見方もあるからだ。

ただ、トヨタ株が相対的に評価を上げて好転しているものの「企業の実力を考えると、本来はもっとドコモに差をつけても良いはずだ」と別の証券アナリストの声もある。株価安定のため、間髪入れずに自社株取得を実施するなどトヨタは株式市場でもリード役になっていることは間違いない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る