【ケンウッド秋冬モデル】『HDZ-2570iTS』…「ナビ連動」でセキュリティアップ!

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ケンウッド秋冬モデル】『HDZ-2570iTS』…「ナビ連動」でセキュリティアップ!
【ケンウッド秋冬モデル】『HDZ-2570iTS』…「ナビ連動」でセキュリティアップ! 全 3 枚 拡大写真

今回発表された秋冬モデルのナビのうち、『HDZ-2570iTS』には、異常監視・位置情報把握システムの『ココセコム』を連動させる機能が搭載された。

通常、ココセコムを使用する場合、クルマを停止させた後にユーザー自身が暗証コードを設定し、クルマの任意の場所に隠すという“儀式”が必要だった。機器自体の精度は非常に高いのだが、クルマを止める度に必要とされるこの儀式を「手間が掛かり、面倒だ」とするユーザーも多かった。

HDZ-2570iTSでは、ナビのブラウザにココセコムのコントロール機能を用意してある。自分の家の駐車場や会社の駐車場など、普段使う場所の位置情報を事前にナビ本体に登録しておけば、その場所にクルマを止め、エンジンを切った瞬間からココセコムのセキュリティシステムが自動的に動き出すようになっている。エンジンを掛けた際にはシステム解除の画面がまず表示されるので、暗証番号を解除することを忘れることもない。

操作の簡略化以外にどんなメリットがあるのか。カーエレクトロニクス事業部・技術企画チームの長友秀幸チームリーダーは「リモートコントロールを実現したことで、ココセコム本体を隠す場所が飛躍的に増えた」と語る。

「毎度毎度の設定を必要とするため、どうしても手の届きやすい場所に装置を置くことが珍しくなく、これが完全なセキュリティの阻害になっていました。このシステムの場合、長さ6メートルのコードを活かして、通常では考えられないような場所に設置することも可能です」

ココセコムの装置をナビ本体に内蔵しなかったというのも、高度なセキュリティを確実にするためだったという。「クルマが盗まれ、セキュリティシステムを備えたナビだけが現場に取り残されていましたではセキュリティの意味がありません」としているが、確かにそのとおりだ。

●東京モーターショー開幕近付く!! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け!! 重大ニュースの見落としがこれでなくなります。---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る