【新型ダイハツ『ムーヴ』発表】実質90ps級のエンジンと、燃費最良のエンジン

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【新型ダイハツ『ムーヴ』発表】実質90ps級のエンジンと、燃費最良のエンジン
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新型『ムーヴ』のエンジンは3機種。直列4気筒DOHCターボの「JB-DET」(64ps、10.2kgm、10-15モード燃費18.0km/リットル)を筆頭に、直列3気筒DOHCターボの「EF-DET」(64ps、10.5kgm、同19.8km/リットル)、DOHC自然吸気の「EF-VE」(58ps、6.5kgm、同23.0km/リットル)と続く。

直4ターボエンジンは、メカニズム的には先に発表されたオープンスポーツ『コペン』のものとほぼ同一だが、ムーヴのものは過給圧が若干低められ、かわりにブーストの立ち上がりを早めることで低、中速域での扱いやすさが向上している。

直3ターボは、スペック上はシリーズ最強。エンジン性能曲線を見ても、パワーの立ち上がりは直4ターボをしのぎ、4300rpm付近でほぼ最高出力を発生する。自主規制に合わせて最高出力は64psに抑えられているが、実力的には90psクラスとみていい。また、10-15モード燃費は従来型の自然吸気なみに低く、経済性にも優れている。

直3自然吸気エンジンは、可変バルブタイミング機構付きで、軽自動車の自然吸気エンジンとしてはトップクラスの性能を実現。10-15モード燃費は、ミニバンモデルでは最良だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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