暴走族同士の乱闘、実は背後に隠れた暴力団同士の代理抗争だった?

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福岡県警は16日、暴走族グループ同士で大規模な乱闘を行い、16人が決闘容疑で逮捕されたことに関連し、22歳の暴力団組員を同容疑で逮捕したことを明らかにした。当初は暴走族同士の単なる乱闘だと思われたが、背後にはやはり暴力団の姿が隠されていたようだ。

今回逮捕されたのは福岡市を勢力圏に持つ指定暴力団の22歳組員。警察の調べによると、この組員は今年7月22日未明、勢力争いを続ける暴走族2グループを福岡市西区内の公園に呼び出し、「タイマン勝負で決着をつけろ」と命令し、決闘を促した疑いがもたれている。

この組員は乱闘に参加した一方の暴走族グループのOBで、暴力団の構成員になって以後はこのグループの面倒見となっていたらしい。乱闘前には「対立するグループを壊滅させたら新しく作る組織の組員にしてやる」と言い聞かせていたという。対立するグループには別の暴力団組織が背後に存在しているとみられ、暴走族グループ同士の争いではなく、暴力団同士の代理抗争である可能性が高くなった。

警察では逮捕した組員や、暴走族メンバーをさらに追及して全容解明を急ぐ方針。

《石田真一》

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