【新型トヨタ『カルディナ』発表】デザイナーズトーク---「光」と「素材感」

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【新型トヨタ『カルディナ』発表】デザイナーズトーク---「光」と「素材感」
【新型トヨタ『カルディナ』発表】デザイナーズトーク---「光」と「素材感」 全 2 枚 拡大写真

カラーデザイン開発では、トヨタ・デザイン本部デザイン開発室の田中彰デザイナー曰く、「BEAM REFLECTIONをコンセプトに、光を意識したカラーデザインを進めた。その過程で金属パイプに光が当たっているような写真から、色を抽出して新型カルディナの6色のエクステリアカラーとした」という。

いっぽうインテリア担当の大場デザイナーが作成したイメージパネルは、カラーデザインチームとの意思疎通に役立ち、またカラーデザインの方向性がおよそ間違っていないと確認もできたという。

田中デザイナーによれば、インテリア・カラーのトレンドは“加飾”だという。「(モノトーンだけでない)色が室内に入って来ています。そして部品の素材感が重視され、さらに室内のトータルコーディネーションが要求されるようになって来ました」

新型カルディナの室内デザインでは、このように「光」と「素材感」が重視された。そのセンターコンソールやシート生地が典型的な例である。シート生地について田中デザイナーは「先代初期モデルのシート生地はプリントによるパターンをあしらっていました。それが、我々がコンストラクション=組織と呼ぶ凹凸・立体感のあるテクスチャーになり、今回は光沢や反射を生地に取り入れました」と説明する。

《レスポンス編集部》

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