GM、05年に日本で定置型燃料電池を事業化

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GM、05年に日本で定置型燃料電池を事業化
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ゼネラル・モーターズ(GM)は2003年から日本国内で、産業用の補助電源として定置型燃料電池の実証実験を開始すると発表した。05年には販売を開始する。GMは燃料電池事業の最終目標は自動車への搭載としており、まず定置型でインフラづくりに取り組む。

定置型燃料電池での実証実験はGMが欧米など世界で取り組むもの。出力75kWのタイプで、燃料に水素を使う直接水素型とする。GMは日本国内でも需要があると判断し事業化することにした。ただコストが高いことから既存の電力との競合は難しい。このため高付加価値型の発電設備としての需要を見込んでいる。ピーク時電力対策のほか情報通信企業、電子商取引企業などをターゲットにする。

燃料電池の発電コストはまだまだ高く普及にはコストが鍵になる。現在は「1kWあたり6500ドルかかる」(GM)というが、事業化する05年タイミングでは500ドルにまで引き下げる。「さらに50ドルにまで引き下げることで2010年に燃料電池車の量販を実現することができる」という。

《編集部》

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