マツダは海外市場がZoom Zoom!! 国内の不調を海外売上げでリカバリー

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マツダは海外市場がZoom Zoom!! 国内の不調を海外売上げでリカバリー
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マツダが12日発表した2003年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比で11.7%増の1兆1593億円と2期連続の増収となった。国内売上は新型車を投入したものの、既存車の販売が伸びず2%の減少に。海外は20.7%の大幅増と好調だった。

上半期の国内売上は『アテンザ』や、新型『デミオ』といった新型車を投入したものの、期待されたほどの効果が上がらず、マイナスとなった。海外は北米やその他地域の売上はマイナスとなったが、欧州が22%の大幅な増加となった。利益は中期経営計画「ミレニアムプラン」の実施によるコスト削減で営業利益が31%増の146億円、当期純利益は同324.6%増の55億円と大幅に改善した。

通期の業績予想は、売上高が国内・海外ともに増加し、前期比11.7%増の2兆3400億円、営業利益が同75.1%増の500億円、当期純利益が同200.1%増の265億円となる見通し。フィールズ社長の時代から着実に実施してきた財務面の改善成果が出る。

売上台数は前期に比べ7%増の101万5000台となる見通し。北米が販売競争の激化により0.9%のマイナスとなるものの、欧州は29.1%増、国内も4.1%増を見込んでいる。

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《編集部》

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