【COTYについて読者の声】批評は不満のすり替えである

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【COTYについて読者の声】批評は不満のすり替えである
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2002-2003日本カー・オブ・ザ・イヤーは、ホンダの『アコード/アコードワゴン』が受賞した。アコード受賞についてより、賞のありかたについて多くの読者が反応したが、賞の結果に納得している人はそんな提言をわざわざ投稿しない、との投稿が。

以下《S. T. さん》からのメール:

貴サイトの取り上げ方や一般ユーザーの記事を読む限り、今年の結果について反論が多いようですが、賞というものは年末の音楽賞に代表されるように、自分の意に反したものが受賞した場合、その不満の当てどころとして「賞のあり方について」という差し換わった苦情が寄せられるものです。賞の結果に納得している人はそんな提言をわざわざ投稿しません。

一部の投稿のように本当にCOTYのあり方に異論があるならば、COTYの開催される前に読者もマスコミも卓上に出すのが筋というものです。よって結果が出た後のCOTYのあり方云々を問うのは、結果に不満を持った側の論理でしかなくなってしまいます。付け加えて記事については、あの様な反論は現象であっても本質とは言えないことを何らかの形で添えるべきではないでしょうか?

見ようによってはCOTY審査員のほとんどの採点表の結果は、何らかの関わりのあるメーカーに最高点が入っているようにも受け取れます。またメーカーと審査員の様々な面で利害が一致している以上、完璧に公平な採点というもの自体が存在しません。現実問題としてユーザーにできることは、その賞をエンターテイメントとして楽しむことです。そもそも最初からユーザーが中心の賞制度ではありません。その結果に飽き飽きしたらそっぽを向けば良いのだけの話なのだと思います。

とはいえ、既に本来の存在意義がなくなっているお役所の○ッドデザイン賞のような制度に比べたら、審査員の顔と投票結果まで公表しているCOTYなんてまだ存在意義がある方だと思います。個人的にはCOTYは、例えば一位をとったクルマは強制的に10万円を買ったユーザーに還元しなければならないとか、何かユーザーに実質メリットをもたらすように制度改革したら、ユーザーの関心も高まるし、もっと笑えると思うのですが……。

《レスポンス編集部》

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