ケータイで待ち時間のイライラも解消---「都バス運行情報」

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ケータイで待ち時間のイライラも解消---「都バス運行情報」
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東京都交通局では、都営バスの接近状況や運行状況を、携帯電話やパソコンなどから知ることができるサービス「都バス運行情報」を1月6日より本格的に稼働した。このサービスは2002年12月中に試験的運用を初めていたが、好評だったため多摩地区を除く都区全路線にサービスを拡大した。

サービスを受けられるのはインターネットにアクセスできるパソコン、iモード、eZwebなどの携帯電話、PHSなど。利用は無料だが、HPにアクセスする通信費用は利用者の負担となる。

バス待ちがイライラするのは、まず時刻通りに来ない上に、それがどれほど遅れているか判らないからだ。5分くらいならばともかく10分以上遅れると、運休したんじゃないかと不安に思ったりする。最近の都バスでは、終点までの所要時間やバスの接近状況を知らせるもバス停も増えてきたが、時刻表のみのバス停もまだ多い。そこで登場したのが、運行状況などを携帯電話などで知るサービス。そこで早速使い心地をチェックしてみた。

iモードでバスの接近状況が確認できると、バス停近くのコンビニで簡単な買い物が出来るくらいの余裕ができた。待ち時間が増えることもあるので、バスが来るまでに最低2回は情報の更新をかけた方がいいだろう。だが全く分からない状態で待つよりもイライラ度は少ない。運行状況を知ることもできるし、時刻表も見ることができるなどかなり便利なサービスだ。

いっぽう手間がかかると感じたのはバス停の設定入力。iエリアのシステムを利用して位置をある程度特定するという選択肢もあると思う。その点を考慮しても今後とも活用したいシステムだ。

提供する主なサービス内容
(1)バスの接近情報
(2)到着までの予測時間
(3)目的地までの所要時間
(4)ノンステップバスと一般車の区別
(5)バス運行位置情報
(6)時刻表

情報提供機器
(1)パソコン(インターネット接続)
(2)携帯電話(iモード/J-スカイ/EZweb)
(3)PHS(エッジ/ドットi/ブラウザホン)
(4)固定電話(Lモード/Jweb)

《編集部》

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