低公害車“国際標準”への道は遠い!? ---浮上した各国の利害

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議長声明に開発目標が盛り込まれなかったのは、各国のエネルギー政策や自動車産業保護策がからんでいるためだ。例えば、石油メジャーを抱え、中東への関与を深めるアメリカ。自国では燃費の悪いSUVがバンバン売れ、ビッグスリーを潤している。現段階で排ガスや燃費といったEFVの開発目標を国際合意したくないという思惑があると見られる。

また、日米欧の主要自動車メーカーは燃料電池車や水素自動車の開発などにしのぎを削っており、こうしたメーカーを抱える国としては、国際会議の場であまり手の内を見せたくない、という理由も考えられる。

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《編集部》

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