バイクは競走馬に勝てない---新聞配達の女性、転倒して死亡

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27日未明、栃木県宇都宮市内の県道で、52歳の新聞配達員の女性が運転するバイクが、宇都宮競馬場に向かう途中の競走馬に激突した。この弾みでバイクは転倒し、女性が全身を強く打って間もなく死亡している。競争馬は後両足に軽傷を負ったが無事だった。

栃木県警・宇都宮南署の調べによると、事故が起きたのは27日の午前4時15分だったという。宇都宮市西川田本町2丁目付近の県道を走っていた新聞配達用のバイクが、調教のために厩務員に手綱を引かれて宇都宮競馬場に向かって歩いて移動していた競走馬「トウキュウコマンド号」に後から突っ込んだ。

この事故でバイクに乗っていた52歳の女性が転倒した際に全身を強く打って間もなく死亡。競争馬が後の両足に軽傷を負った。厩務員の64歳男性は無事だった。

現場は緩やかな左カーブで街灯は無く、当時は雪が降っていたために視界が悪かった。競走馬は調教のため、毎日午前3時ごろから午前8時までの間、現場近くの厩舎から宇都宮競馬場に向かい、歩いて移動することを日課としている。

警察ではバイクの女性が馬を発見するのに遅れたことが事故原因とみている。

《レスポンス編集部》

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