日本自動車工業会は28日、2002年の自動車生産実績を発表した。それによると、4輪車の国内生産台数は、2年ぶりに前年を上回り、前年比4.9%増の1025万7690台になった。1000万台レベルへの回復も2年ぶりのこと。
乗用車の生産は前の年にくらべ6.2%増の861万8728台となり、2年ぶりのプラスに転じた。一方、トラックは同1.8%減の157万2641台と8年連続の減少になった。
国内生産が上向いたのは、輸出が好調だったことによるもの。02年の国内需要は前年比1.9%減と2年連続で減少したものの、輸出は前年比15%弱の大幅な増加になる見通し(29日発表予定)。特に乗用車は北米、アジア、欧州など、ほぼ全域に向けた輸出が増えた。
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