【キープアイ始まる】いろいろ考えると携帯電話よりPHSが有利なんです

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【キープアイ始まる】いろいろ考えると携帯電話よりPHSが有利なんです
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盗難防止システム『キープアイ』はメインユニットにPHSモジュールと、GPSユニットが接続されており、この二つによってクルマの現在地を把握するようになっている。

携帯電話のモジュールでなく、PHSモジュールを採用したことについて、日本セキュリティーアンドサービスの玉本誠男社長は「消費電力(暗電流)という面でも、コストという面でも携帯電話よりもPHSが有利だった」と説明する。

キープアイのサービス利用料金は月額1980円、警備員による現場急行のオプションサービスを付けた場合でも同2280円と、他のサービスに比べて格安なことが特長だ。

この価格を実現するために様々な検討を重ねてきたが、携帯電話モジュールを採用した場合にはどうしても通信部分にかかるコストが高くなってしまうという。また、システムを開発してきた加藤電機には、すでにPHSモジュールを使用した製品があり、パーツを共有化させることでもコスト低減を図っている。ちなみに通信費は月極利用料込みとなっており、別途発生することはない。

気になる精度だが、加藤電機の加藤学社長は「DDIポケットのモジュールを使っており、アンテナの数も全国に16万本ある。人口カバー率も93%近いのでまず問題はないだろう」とする。

《高木啓》

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