「行政処分が嫌だった…」と、反則キップの持ち逃げ

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茨城県警は10日、作成途中の交通反則キップを持ち去ったまま逃走したとして、21歳の女を窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした。

茨城県警・古河署の調べによると、この女は9日の午後2時20分ごろ、古河市中田の市道(一方通行)を逆走していたところをパトロール中の古河署員に発見され、道路交通法違反(一方通行逆走)で摘発を受けた。

警察官が女から免許の提示を受け、反則キップを作成していたところ、目前で別のクルマが同様の逆送を行ったため、警察官はパトカーの屋根に作成途中のキップを置いたまま走って追跡を開始。このドライバーに対しても違反キップの交付を行おうとして現場に戻ったところ、現場からは女の姿が消えており、パトカーの屋根に置いていた反則キップからは作成途中だった女の違反内容を書いた部分が破り取られていた。

警察では窃盗容疑として逃げた女の行方を追っていたが、10日未明に女が古河署に出頭してきたため、窃盗容疑で逮捕した。調べに対してこの女は「行政処分されるのが嫌だった」などと話しているという。警察では「交通違反の行政処分より、窃盗での刑事処分の方が処罰内容は重いのに」とコメントしている。

《石田真一》

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