ひき逃げした理由で最も多いのは「飲酒原因」---群馬県警が明らかに

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群馬県警は24日、昨年1年間に群馬県内で発生した死亡ひき逃げ事故の件数が11件となり、過去5年間で最悪の数値となっていたことを明らかにした。検挙率は91%となり、前年よりも13ポイント上回る結果となった。

これは群馬県警・交通指導課の調べで明らかになったもの。昨年1年間に県内で発生した死亡ひき逃げ事件の発生件数は11件(前年比2件増)、重傷ひき逃げは19件(同1件増)、軽傷ひき逃げは78件(同1件増)となり、総数は108件となった。死亡ひき逃げの発生件数は過去5年間で最も悪くなったが、検挙率はアップ。昨年は91%で前年比で13ポイント上回った。しかし、重傷と軽傷では逆に悪化しており、事件捜査の難しさを露呈する結果となった。

検挙者が挙げる逃走理由として最も多かったのは「飲酒運転の発覚恐れ」で34%、「無免許運転の発覚恐れ」が15%、「事故を起こした恐怖感からの逃走」も15%だった。また、工場地帯で働く出稼ぎ外国人が事件に関与するケースが多いというのもひとつの特徴で、昨年検挙された79人のうち9人は外国籍だった。

《石田真一》

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