【春闘2003】日産などベア獲得が31組合に---自動車総連集計

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自動車総連が先週末までの春闘交渉状況を取りまとめた結果、ベースアップを獲得した傘下組合が31にのぼっていることが分かった。2003年春闘は産業界全体で「ベアなし春闘」となったが、自動車業界では日産自動車や同社系の部品メーカーなどを中心にベアを獲得したところが多く、労組側の予想外の健闘ともなった。

まとめによると、先週末までに妥結および妥結方向となったのは167組合。このうち賃金カーブ維持分(定期昇給相当分)を確保したのは75組合で、ベア獲得組合と合わせると64%に相当する106組合が、定昇相当分以上の賃上げとなった。

また、速報対象組合では54組合が妥結しており、平均賃上げは5179円(賃上げ率1.83%)。昨年実績を金額で93円、率で0.06ポイント上回っている。連合の第1回目の集計(176組合)では金額、率ともに昨年実績を下回っているだけに、自動車春闘の堅調さが示された形だ。

《レスポンス編集部》

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