【新聞ウォッチ】開戦21日でフセイン政権崩壊、ガソリン価格も反落へ

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【新聞ウォッチ】開戦21日でフセイン政権崩壊、ガソリン価格も反落へ
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年4月10日付

●フセイン政権崩壊、開戦21日首都制圧、ブッシュ大統領「歴史的瞬間」(読売・1面ほか)

●マツダ、RX-8発売、再生へ活路、燃費改善、4人乗りに((読売・11面)

●GMとBMW燃料電池車を共同開発(読売・11面)

●新世紀懇話会、テーマ「日本再生」奥田碩・日本経団連会長ら出席「等身大の生活目指そう」(東京・21、22面)

●スズキ「チョイノリ」人気爆走(産経・7面)

●バグダッド陥落、ガソリン反落確実、油田被害少なく市況安定(産経・8面)

●トヨタ、中国で「クラウン」など4車種生産、第一汽車と調印(日経・11面)

ひとくちコメント

イラク戦争は開戦から21日目、イラクの首都バグダットが陥落し、フセイン政権が事実上崩壊した。きょうの全紙が1面トップで報じている。

バグダッドが陥落したことで、日本にとっては、戦後復興の枠組みをどう参加するか、巨額になると見られる支援・復興の費用をどう捻出するかなど、「戦後の処理」対策を早急に検討する必要がでてきた。また、「石油利権めぐり大国攻防、日本企業も参画へ期待」(東京)など、世界第二の埋蔵量を持つイラクの巨大石油利権の争奪戦が一気に過熱する情勢となったとみている。

こうしたなか、産経などが「このところ値上がりが続いた国内のガソリン小売価格も反落確実との見方が強まってきた」と伝えている。戦争の長期化懸念が解消し、イラク油田へのダメージ軽微とあって、原油価格が比較的安値で安定。産油国には日本向け輸出価格を引き下げる動きもあるからだという。これからGWなどのドライブシーズンを控え、自動車ユーザーにとっても有り難い話である。

《福田俊之》

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