ヤマハ発動機、車イスに産業用ロボット技術を融合

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ヤマハ発動機は17日、車イス事業の効率化とユーザー満足度の向上を目指し、組織変更を行なった、と発表した。産業用ロボットの開発・製造・販売を行なうIMカンパニーに業務を集約、産業用ロボットの制御技術と電動車イスの開発技術を融合し、一層の技術開発力の向上を図る。

同社は車イス事業で、手動車イスを電動化する電動ユニット、パワーアシストシステムを活用した電動補助ユニット、電動ハイブリッド介助用車イスの3種の商品を手がけている。年間売り上げは国内外合わせ約10億円で、国内では年間3500台、海外ではOEM(相手先ブランドによる生産)供給を通じ、同約1200台を販売している。

車イス事業の開発・製造・販売・サービスは、これまで同社の各部門に分散していたが、今後の福祉関連機器需要の拡大に合わせ、事業体制を刷新することにした。

《編集部》

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