勤務の度にチェックしていたが…。バスを無免許運転

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松江市交通局(島根県)は22日、同局に勤務する49歳のバス運転手が免許の更新を怠り、無免許状態のままで半年間もバスの運転をしていたことを明らかにした。運転手は更新忘れを理由に再取得したが、同局はこの運転手に減給処分を言い渡している。

同局の調べによると、この運転手は免許の更新時期を1年間勘違いしており、今年の8月に更新すれば良いと思い込んでいた。だが、実際には昨年8月で期限切れとなっており、今年3月に同局が運転手の免許証を一斉点検したときに失効が発覚した。この日は期限切れからちょうど6カ月目で、更新手続きを忘れていた理由などを説明する義務も生じないことから、運転手は即日で免許証の再発行を島根県警の運転免許センターに求め、正規の更新を行った。

運転手は免許を失効させた6カ月間、3勤1休という通常ローテーションで勤務を続けていた。勤務前に行う点呼では免許証を所持しているかどうかという確認作業を行うが、期限についてはチェックしておらず、運行管理者も期限切れに気づかなかったらしい。

同局は「更新忘れは本人のミス」として減給処分(20分の1)を今月から3カ月間実施することを決めているが、チェックにも問題は無かったか。

《石田真一》

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