【会田肇が解説】新型カロッツェリア『HDDサイバーナビ』は史上最強か

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【会田肇が解説】新型カロッツェリア『HDDサイバーナビ』は史上最強か
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●このナビの結論は……

こうして登場した新しいHDDサイバーナビ、早速都内を試乗チェックしてみた。正直言って、前モデル(H99)の時点で、既にカーナビとしての完成度は極めていただけに、今回のモデルチェンジで大幅に性能が向上したというわけではない。

しかし、精度ももともと高いわけだし、都市高速から一般道への認識はより確実になっている。リルートの判断も一段と賢くなったようだ。また、これまで何箇所かで経験していた交通規制の誤りはすべて訂正されていたし(もちろん全国レベルの話ではないが…)、シティハイウェイマップで表示される建物は色や看板まで対応するなど、地図の表現力もさらに増している。

それと注目のドライブプランナー機能だが、この発想は素晴らしいものがあると思う。怖いのはドライバーの意志がどこまでうまく反映させられるかにある。ドライバーの意志とわずかな違いがあっても、それは場合によっては「余計なお世話」ともなりかねないからだ。ヒットチャート関連の機能は、車内の話題づくりにも多いに役立つことは間違いない。また、DVDビデオは自分で録画する時代にもなりつつあり、カーAVへの対応を本格化させたことは大正解。

また、AVNタイプも含め、基本機能をすべて同じとしたのはラインナップ上もわかりやすい。たくさんラインナップされた中から選ぶとすれば、個人的には多少価格が高くてもAVNタイプのAVIC-ZH9MDがベスト。タッチパネル機能も備え、前モデルにはなかったDVDビデオへの本格対応も果たしている。オーディオ機能もきちんと備えられているので、省スペース性も高い。カーナビのHDD化が当たり前になりつつある中で、まとまり具合はこのモデルが一番だと思う。
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《会田肇》

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