【会田肇が解説】新型カロッツェリア『HDDサイバーナビ』は史上最強か

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【会田肇が解説】新型カロッツェリア『HDDサイバーナビ』は史上最強か
【会田肇が解説】新型カロッツェリア『HDDサイバーナビ』は史上最強か 全 7 枚 拡大写真

●オートリルート「こちら!!」すぐわかる

検索機能の充実ぶりはさらに極められた。観光エリア検索はドライブプランナーでも活用している観光情報を利用可能としていて、次期や季節に応じたお勧めスポットが「見る」「食べる」「遊ぶ」「買う」のカテゴリーからお勧め順に自動的にリストアップするようになっている。駐車場検索は登録したクルマのサイズに応じて最適な駐車場を自動的にリストアップ。ファーストフードのドライブスルー情報も収録しているという。

ルート案内時の機能も充実化を図ったようで、分岐イラスト表示を都市高速に加えて都市間高速でも対応。車種別の料金案内にも対応している。アイコンのサイズも大きくなり、とくに唯一タッチパネル機能を持つAVIC-ZH9MDにとっては操作性向上の意味で大きなプラスとなったはずだ。

渋滞考慮オートリルートも見せ方を変えている。これまでも渋滞を見つけたりすると、別の新ルートを現ルートを2画面で比較表示する機能が備わっていたが、今回はそれを1画面で表示し、その違いをよりはっきりとわかるように工夫を凝らしているのだ。これは実際に試乗中に何度か経験したが、確かにその違いが一目でわかり、どちらを選ぶかが簡単に判断できた。渋滞情報も、これまでのリンク旅行時間に加えて、新たに渋滞の原因や規制情報を音声で案内するようにもなっている。

このほか、対応機種を搭載した仲間がどこにいるかを画面上で知らせる、AirNaviでお馴染みの『ポイントパーティー』機能も搭載している。

それと、カーAV化への対応もさらに高めている。これまで通りDVDビデオ再生機能は備えているが、今回は光デジタル出力端子を用意したことで5.1chサラウンドシステムへの発展も可能にしている。また、プリ出力端子を備えており、音質重視派にも充分応えてくれそうな仕様となったのは嬉しい限りだ。ETCやヘルプネットなどのITSへの対応はこれまでと同様に行っている。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 続きを読む

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る